タイトルは2次会の冒頭でよく代表がいうセリフです（笑）

入社して半年くらい経ったときに、僕はこのセリフが飛んできました。
その時咄嗟に「お客さんの相談相手になれるような人情派デザイナーですかねぇ。」って返したのですが、伝わってなかったのか話を流されたのを覚えています（笑）
それから数年経ち、ディレクターになった時に、咄嗟に返した言葉がよく頭をよぎります。
例えば、依頼主と会話を進めていく中で、向かっていく方向と依頼内容がマッチしていないことがあったりします。そこでどこまで依頼主の立場にたって考えられるか、これを言ったら見積金額減っちゃうなぁ…みたいな内容を、お客さんに誠実に言えるか試されます。この案件のみの関係か、この先ながく付き合っていくか見定めることも頭に入れながら、会話をしていかなければなりません。
会社の利益も考えながらお客さんの立場になって考える人情派ディレクターは今日も葛藤の毎日です。

結局のところ成長は自分次第

っていうと会社は何もしてくれないのか？って思う方もいるかも知れませんが、僕は仕事と成長はイコールではないと考えています。
いくら仕事を覚えても自分が成長していないことで、業務をこなしているだけになってしまい、自分がなりたいビジョンを描けていなければ、数年経った段階で疑問がでてくるような気がします。
ビジョンに向かって業務をこなすことで、仕事に対するモチベーションにもつながるのではないでしょうか？
タイトルで「成長は自分次第」と書いたのはこのことで、どこに向かうかは自分で決めて、仕事や肩書きを利用して、経験を重ねて行けばいいと思います。そして最後にもうひとつ、僕自身、これまで気持ちが高まることを積極的にチャレンジしてきましたが、必ずしも仕事が全てではありません。仕事以外にも成長できることはあると思います。