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ディレクターチーム クロストーク

スズキモダンの変遷と成長

対談メンバー Member

所属歴最長の社員と、成長途中の社員。2人の異なる視点から、スズキモダンの企業風土と特徴、職場環境の変遷について掘り下げていきます。

ディレクター
2018年3月入社

Y.M

ディレクター
2020年4月入社

T.N

スズキモダンでの長期キャリア:変遷と成長

進行役

スズキモダンでのキャリア形成について、長期的な視点でどのようなメリットがあるとお考えですか?

Y.M

販促とデザイン、両方の経験を積めることだと思います。私が入社した時は4人の会社で、組織というよりもチームという趣が強い職場でした。それを、拡大することになったんです。「デザインだけでなく、自社で販促に関することは全てできたら良いな」と。お客様がデザインを発注される目的は、やはり成果。良いデザインを出せる会社というだけでなく、数値的に成果を出せるデザインの作り方、プロモーションやセールスの流れを作る経験が積めるのは大きいと思います。

T.N

色々なことができるようになりますよね。ディレクションだけでなく、インバウンド営業に近いことが経験できる。営業ノルマがあるわけではないんですが、工数もわかる、仕様の話もできる、そういう人間が最初から担当したほうが良い案件も多いんです。キャリアという視点でも、ディレクション以外のことができるディレクターというのは喜ばれますよ。

進行役

働き方に関してどのような企業風土があると感じていますか? 例えば残業について、どのような感覚をお持ちでしょうか。

Y.M

早く帰りたいですし、早く帰ってますね。私の世代だと、デザイナーという仕事は遅くまで残るという雰囲気がありました。けど私は、朝出社して、集中して業務に臨んで、限られた時間で成果を上げて定時で帰る。こういう働き方がしたかったんです。会社もそれを推奨していて、「定時を5分過ぎたら、オフィスがすっからかん」というのも、珍しくなかったです。私には子供が二人いて、家族との時間も大切にしたい。なのでそういった視点でも、時間に誠実な会社は助かりますね。

T.N

私も、残業はしたくないですね。明日できることは明日やる、今日しなければいけないことに集中することが大切だと思っています。社風としてもそんな感じで、入った頃から、定時で帰りやすい空気が続いていますね。勿論、残業することもあります。ディレクターという仕事上、連絡や返事を待たないといけないときや、スケジュールの都合がありますから。ですけど、そういう場合を除いて、なるべく残業しないようにしていますね。

クライアントと直接向き合う経験の価値

進行役

クライアントと直接対話するスズキモダンでの経験に、どのような価値を感じていますか?

Y.M

自分が顧客を持つという意識が養われますね。最初は規模の小さい案件からスタートして、そこから成果を出して、信頼関係を積み上げていって、より大きな案件をご依頼いただける。クライアントと直接やりとりするからそこ、その場限りでない、リピートを視野に入れた仕事ができるようになります。より大きな価値を提供すること、成果を出すことが私たちの責任であり、「お客様の課題を解決することを目的としたデザイン」をより強く意識するようになりました。

T.N

成果を出すことの大切さ、成果を出すためすべきことについて、考える習慣が身につきました。最初は、大変なことも多かったですよ。当時は会社として実績を積み上げている最中の時期だったこともあって、いきなり大きな案件というのも中々ありませんでしたから。覚えることは多く、限られた予算の中で、成果の出る企画を提案していかないといけなかった。大変でしたが、ディレクションだけにとどまらない新しい領域に、能力を広げることができました。

進行役

クライアントと直接のやりとりを通じてどのような学びが得られましたか?

Y.M

「成果を出す」ことの大切さです。クリエイティブの製作を行う目的は、ビジネスでの成果を上げるため。お客様の目的はここにあります。私たちの役目は、その目的を達成できるものを作ること。この意識で毎日の業務に臨むことを学びました。良いものを作るだけでなく、成果を出すものを作ること。ゴールがあることによって、ディレクションに明確な目標が生まれ、結果的にクライアントにより良いものを提供することができる。この意識が根付きましたね。

T.N

それは、私も感じますね。ディレクションだけでなく、クライアントの課題を解決する意識が身に付きました。結果的に、自分の仕事の価値をより大きなものにできていると感じます。同じ予算をかけるにしても、より良い、成果の出せるものを提案する。お客様の強い希望がある場合でも、選択肢としてきちんとそれを提案する。クライアントとの距離が近い分、こういったことが可能になりますし、一緒に、ダイレクトに成果を出すために進んで行くことができます。この経験は、今後も大きな財産になると思いますね。